同じ年の女の子でした。
川村カオリさんの存在を知って
曲を初めて聞いたのは18歳の時
当時、人気だったバンド・エコーズのカバー曲「ZOO」を
ギターを弾きながら歌われているのを聞いて
同じ年の女の子が、こんなかっこいいことをやっているんだと
衝撃を受けました。
綺麗な顔立ちに、華奢な身体で
自由奔放にステージを駆け回られて、何の気負いもなく
自然体に歌われている姿が
当時、周りの状況や情報に自ら束縛され、もがいていた私にとって
とても羨ましい姿に映り、時に妬ましく思うこともありました。
その後、私は同じ世界に入り
大好きな仕事を通して自身を再構築していくことができました。
いつも私たち同世代の女の子?達の前を走って、自分の生き様を
ファンの方たちに見せてくださっていた気がします。
祖母が胃がんになった時に、傍で看ていた私
その時のことを思い出しても
ガンとの闘いは、私たちの想像を絶するものだったと思います。
彼女のピンクリボンの活動によって、何人の女性が救われて
今も大好きな人と一緒にいることができているのでしょう。
もしかしたら、私もその一人かもしれません。
大切なお嬢様に、歌を通して「愛してる」ことを永遠に伝えていらっしゃること
私もしっかりと心に受け止めて
我が子をしっかり抱きしめてあげたいと思いました。
18の時、彼女を妬んでしまった私は
永遠に追いつけない彼女のことを
きっと、ずっと考え続けていると思います。
おばあちゃんになっても、ロックを歌っていて欲しかった。
これからもたくさんの人の心に、歌を届けて
歌を通して出会う人たちの心の中でいつまでも輝いていて欲しいアーティストです。
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