大人のロマン・肥薩線の近代化遺産

sasaki

2009年07月09日 12:40



今日は朝から蒸し暑く


朝7時から掃除機をガンガンかけていたら


知らぬ間に・・・若い男の子のように汗をダラダラとかいてしまいました


今日は湿度、気温ともに高くて不快指数も高いでしょうね・・・。




以前にブログ「ミカンのはなうた日記」を書かれているパルママさんが紹介されていた本を






先日、長崎書店さんで発見しました。


興味があったので、早速購入。時間の合間に読んでみました。



その本のタイトルは「肥薩線の近代化遺産」


目に留まるのは、肥薩線の各駅ごとに広がる


自然と建物の調和した素晴らしい風景の写真です。


明治42年に開業したこの沿線沿いの建造物


橋、トンネル、スイッチバックなど


大部分がオリジナルの形として残っているということに驚きました。




自分の祖母が天草、ということがあってでしょうか


国道3号線の下りは宇土以降の分かれ道でいつも天草方面の国道57号線へ


で、八代~人吉のほうに足を運んだことがなかったもので


こんな素晴らしい風景が広がっている場所が熊本にあるのかと


驚きと共に関心を持ちました。


肥薩線の歴史にも触れられて


やはり、鉄道は戦争と共に歩んでいく部分も大きいんだな、と。


それと共に、文化の発展にも影響を持つものだと改めて知りました。




何でこの本に興味を持ったのか、といえば


やはりSLの存在です。


この本にも出てきました。





子供達がビビリまくる、あのぽーーーー!!の音色。


そして、このドッシリした強い黒。か、かっこいいです。


あれから、また何度か子供にせがまれてSLを見に行きましたが


私のほうが楽しみになっていたりして。


ああ、鉄おばちゃん・・・聞いたことないです。




今度は子供を乗せて、人吉まで鉄道の旅、というのも楽しいでしょうね。


ひろごんさんの住んでいらっしゃる所も


自然が豊かな漠然とした憧れを持っていましたが


行くのがより楽しみになりました。




それにしても、この本


私が一番感心したのは


書いている方々は、熊本産業遺産研究会の方々で


きっと熊本の産業遺産(大人のロマンですね)が大好きな方たちだろうと思うのですが


ちょっとマニアックだけど・・・スミマセン。


自分達の思い入れを決して主観的に表さずに


調べられたことを文献として、本当にきちんと編纂されていらっしゃるところです・・・


愛情を持って調べ上げられたものだからこそ


誰が見ても、どの角度から入られても


同じ読まれ方をする本にしたいという


本を作られた方の、真の思い入れを感じました。


本当に素晴らしい本です。


もし大学生で、この方面を研究されている方がいらっしゃれば


さぞ、自分の研究を奥深く追求される本になっているでしょう(*^_^*)


お陰で私も影響されまして、最近知識欲が沸いています。


久々に、何か色んなことを調べ上げたくなりました。


で・・・その気持ちを今、自分で溜めてしまった書類にぶつけています


大人の宿題、気が付けば溜まり放題です


今日は会社の書類とにらめっこの日です












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