今日から
山鹿店に中学2年生の女の子が二人、職場体験学習に来られています。
もうですね・・・
かわゆくてビックリです。
何がビックリかといえば
自分が中学2年生の頃は、主人と付き合っていましたし
(付き合う、と言っても知れたもんです)
街(上・下通りやシャワー通り)を歩きながら自分達でお買い物ができるようになって
ちょっとオトナになった気分でいた頃だったので
こんなにあどけなくて可愛い女の子?だったのかなーと
この3日間でお父さんやお母さんのお仕事される時の思いを
少しでも理解してくれたらうれしいな、と思っています。
仕事に対する思いと言えば・・・
月曜日のことですが、久々に健軍へ行って→トンボ帰ってきました。
山鹿店のスタッフ二人が、とあるディーラーさんが主催されている
「店販(美容室で販売されているシャンプー、スタイリング剤などの商材)リーグ」というもので
期別のアシスタント部門で4位と6位をいただいたもので
ベスト10に入った方たちを集めた座談会に参加させていただきました。
人気のあるスタイリストさん達のお話をダイレクトに聞くことができて
本当に貴重な体験をさせていただきました。
「うちは技術で売ってるから、店販はあまり興味ないんだよね」
ちょっと前の美容室さんでは、こういうお店も多くありましたが
現在は、
「ヘアデザインの基盤は、美しく健康な髪がベースにあってこそ」
お客さまとヘアスタイリストが一緒に健康な髪を守っていきましょう、という
考え方から
シャンプー、コンディショナー、スタイリング剤などを常に勉強&研究して
プロがいい、と思った商品についてはお薦めしていくことで
お客さまの健康な髪を常にキープさせていただこうという
そんな考え方にシフトしつつあります。
本来は突き詰めていくと当たり前の観点なのですが・・・
「モノを売る」ということは、技術職の方は抵抗のある方も多いようで。
美容室側としても、やはりお客さまとの信頼関係があってこそ、ということで
モノを売ろうとすることが最初に来てしまうと本末転倒ですから
デザインをキープさせていただくためにお薦めしたいスタイリング剤などがある時も
お客さまに嫌な思いをさせないようにと
スタッフも気を使わせていただいている様子です。
美容室でスタイリストの一方的な価値観を押し付けられたようで
いやな思いをされた方もたくさんいらっしゃいますよね・・・
そして、逆に変に会話を弾ませようとしてイヤだった、など。
(何をかくそう、うちの主人は大の美容室嫌いです)
私たち美容業の基本は技術業(主観的観点)だけでなく、何がなんでもサービス業で
情報を発信しながら
お客さまの心にどれだけ寄り添えることのできる仕事ができるかということが
本当のプロフェッショナルの仕事なのだと
業界全体で、もっとサービスの向上できる機会がやっと始まっている気がします。
美容室に来ていただく瞬間だけでなく、美容室を出られた後も
ホームケアでお客さまの髪を美しくしていただきましょうと
ヘアデザインにこだわるからこそ、の心からの思いは
やはりベースに技術と知識、そしてセンスあってのこと。
プロの仕事をされるスタイリストさんの心(思い)は
しっかりとお客さまに伝わっているのだなと感じた座談会でした。
私たちもよりレベルの高い集団を目指して、日々勉強に励みたいと思います!