熊本に帰ってきて、初めてテレビで見たタレントさんは
ケーブルテレビの、カツラ&モモヒキスタイルで上手に熊本弁を操る
黒木よしひろさんのお姿でした。
長く熊本を離れていたせいか、普通に熊本弁を話そうとしても
無理してる感じで(>_<)かといって東京の言葉でもニュアンスが違う。
一時、言葉のイントネーションすらおかしくなっていた時期がありましたので
黒木さんの存在は非常に有難かったです
最近は英太郎さんのキャラ「じーちゃん」も大好きです。
先日、とある事情で天草の旅館まで行ってきました。
ご近所さんばかりの集まりで、初めてお会いする方も多かったのですが
その中に一組、知り合いのご家族がいらっしゃいました。
旦那さまには朝からいつもお会いして
「おはようございます♪」とにこやかに声を掛け合う関係です。
朝から笑顔。爽やかねー。
そんなイメージしか持っていませんでした。
で、天草の旅館にて。
その旦那さまとお子ちゃまにロビーでお会いしました。
「こんにちは!到着されていたんですね~」とニコニコとお話。
いつも丁寧な挨拶にこちらが恐縮してしまいます。
すると、奥さんが何処かに行ってしまわれていて
探している様子。
徐に携帯を取り出されました。
旦那さま的には、私たちに奥さまをご挨拶させようと思われたのでしょう。
すると・・・ただ一言、
「はよこんや!」
ドスの効いた恐い声でただ一言でブチっと電話を切られました。
優しい旦那さまの豹変した姿。
私は男の人のぶっきらぼうな声を恐いと感じることがあって・・・
ひょ、ひょえー。恐い(>_<)
でも、まてよ。これを普段に置き換えた時に、新しい発見がありました。
結婚を機に主人の住む熊本に戻ってきて4年半。
ここだけの話、主人の普段の言葉に何度も傷ついてきました。
私に対してだけ、どうしてこんなに恐いんだろうと。
でも、きっと・・・もっこす熊本男は奥さんに対しては
この位が当たり前なんですね。
ご近所の優しい旦那さんだって、こんなですから。
こうした目からウロコの出来事に
主人の言葉のニュアンスの受け取り方が敏感すぎたのかな~とも思えました。
で、新しい熊本弁の解釈です♪
言葉の一つ一つの語感を受け止めたら恐いと感じるけど
「はよこんや!」=怒りの『早く来ないか!!』ではなく『早くおいでよー』
「なんしよっとや!」=怒りの『何してるんだ!』ではなく『何をしているのー?』
「持っとけ」=『持て』(命令)ではなく『持っていてね。』
位なニュアンスで受け止めようと思いました
ま、仮に本気で怒って言われたとしても、この位の気持ちのほうが
傷つきませんもんね。
あー熊本弁は難しかー。
男の人は個々によるのでしょうが、うちは昔ながらの男なもので。
今回はエセ熊本人から一歩脱却できた気がして、ちょっとうれしくなりました。
・・・それとも、ニュアンスの取り方、間違っていますか?
私の解釈は前向きすぎでしょうか(^_^;) あー難しかーははは・・・。